
多種多様なグルメ店が並ぶ新宿ですが、
“パスタ専門店”は、あるようでいて意外とそんなに数がなく。
とはいっても、”イタリアン”のお店は多いのでパスタを食べる機会には困らないんですけどね^^;
ピッツァ専門のお店は結構あるのに…ちょっと不思議。
そんな新宿にスパゲッティ専門店としてお店を構える『スパゲティーnokishita』。
ランチ時は行列もできるお店ということで今回行ってみることにしました。
ちなみに、パスタとスパゲッティって明確な違いがあるのですが、
それに関しては、最後にご説明したいと思います☆
メニューは100種類!種類豊富なスパゲティー屋
お店外観。
新宿三丁目内の飲食店が多いエリアにあります。
店内はブラウンを基調とした木目調、レトロで年季が入った喫茶店or古民家のような感じがします。
スパゲティーの種類は100種類。
・・・数が多すぎて悩みます(笑) こだわりある人にとっては嬉しいお店。
イタリアンのお店に行くと、パスタの種類で一番に出てくるのはトマト系ですが、
ここ軒下では、たらことウニ系が一番に出てきます。
めっちゃコレステロール高そう、そして美味しそう。
たらことウニで8種類もメニューがあります。多分お店側のイチオシもたらこ&ウニ系なんだろう。
しかし、今回の私は…
チーズのスパゲティーの中から「チーズとパセリとバジル」を注文。
ありそうでないメニュー。イタリアンのお店だとまずお目にかかれない品ですね。
シンプルだからこそ、お店の力量が如実に出ることが予想されるこのメニュー。
味の方はいかに!?
シンプルすぎるチーズスパゲティーの味のほどは?
チーズとパセリとバジル。価格は900円。
ちなみに、写真の量は普通ですが、+100円で大盛にすることもできます。
超シンプルなスパゲティー、当たり前ですが具は一切ありません。
スパゲティーにチーズとパセリ・バジルが絡まった状態で提供されます。
噛むとモチモチ、プッツリと切れる感覚が心地よく、スパゲティーとチーズがうまく絡まっているおかげか味が染みています。
チーズにパスタが混じると、時間が経つしたがってパスタ同士がくっついて固まってしまうけれど、このスパゲティーはそんなことなく食べやすかったです。
パセリとバジルの香りも効いていて、最後まで飽くことなく美味しく食べられました。
オーソドックスだけど、素材の味がしっかり感じられる、レベルの高いお店じゃないでしょうか。
店内は座席が少なく、カウンターが6席でテーブルが4つほど。
カウンター席だと目の前で店員さんが次から次へと一生懸命に料理を仕上げていく様子がみられ、あまり長居できるような雰囲気ではないですが、
1人でも入りやすいので、気軽にスパゲティーを食べたい時に利用してみてはいかがでしょうか。
スパゲティー軒下 お店詳細
◆スパゲティーnokishita (スパゲティー ノキシタ)
◆住所:東京都新宿区新宿3-7-7 十字屋ビル 1F
◆営業時間:11:30~22:00
◆定休日:土曜日、日曜日、祝日
パスタとスパゲティの違い
パスタ=スパゲティと思われがちですが、実は明確な違いがありまして。
スパゲッティはパスタの一種で、「中が空洞でない筒状の細長いもの」を指します。
よく見かけるこういう形。
さらに日本のJAS 規格では、スパゲティは長い棒状の中でも”1.2mm 以上~2.5mm 未満の太さのもの”と定められています。
規格よりも細いものはカッペリーニとなどと呼び、断面が楕円形になるとリングイネになります。
上の写真はパスタですが、スパゲティではないということに。
左から、フジッリ、ファルファッレ、ペンネ、コンキッリェ。
パスタは小麦粉などの穀類の粉を練った麺や生地の総称のことを指すので、上記はすべて”パスタ”となります。
スパゲッティはもちろん、ラヴィオリ、マカロニ、ニョッキ、ラザニアもすべてパスタです。
ざっくりいうと、パスタ≧スパゲティといったところでしょうか。
色々調べて思ったのは、パスタ種類多すぎ!
種類によって食べ方、相性の良いソースが細かく分かれるそうで、守備範囲が本当に広い。
そう考えると”パスタ専門店”が少ないのもなんだか分かるような気がします^^;