先日、王様のブランチで紹介されていたお店『王ろじ』にランチをしに行ってきました。
伊勢丹周辺はよく行っているエリアですが、
その裏にひとりランチしやすい店があるとは今まで気づかなかった。
創業は1921年と、東京オリンピックの翌年には100周年を迎える老舗店、
トンカツを”トンカツ”と呼んだのはこのお店が最初という情報を得つつ、
歴史あるお店に足を運んでみました。
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伊勢丹の裏にあるトンカツとカレーのお店
お店外観。伊勢丹の裏、無印良品・新宿店(※ピカデリーのMUJI新宿じゃないほう)と同区画にあります。
店内は客席が1階と地下室に分かれていて、今回座ったのはカウンター席。
カウンター席だと厨房の真ん前になるので、カレーの香りがもの凄いです。
ちなみに、お店を出た後も服にカレーの匂いがついたまま…。
王ろじに行く時はちょっとした覚悟が必要だ。
メニューはとんかつとカレーがメイン。
とん汁は、注文後に豚バラベーコンと玉ねぎを炒めて麹味噌で仕上げているそうです。
確かとん汁って、具を炒めない派・炒める派・だし汁を使わない派と派閥が色々あったような。
わざわざ作り方を書いているのはそのためなのか・・・?
単品もあるもよう。
店内にいたお客さんのうち、何人かは昼だけどお酒を飲んでいたので、そういうことなんだろう。
今回は王ろじ名物といわれている”とん丼(カツカレー)”を注文しました。
なお、とんかつ・とん丼は揚げるのに12分ほど時間がかかるそうで、
その間、先に出された緑茶と王ろじ漬けを食べながらゆっくり待ちます。
王ろじ名物とん丼カツカレー
とん丼(カツカレー)、価格は1,050円(税込)です。
カレーライスの上にはソースのかかったトンカツが、
トンカツはロール状のカツを輪切りにした形で、一般的なやつよりも厚みがあって食べごたえがありそうです。
メニュー名もそうですが、丼なのかカレーなのか悩ましい見た目をしています。
丼にしてはスプーンがあるし、カレーにしては食器が深すぎる。
器と受け皿はくっついているので、ずらすことができません。それに気づいた時はちょっとビビった。
スプーンの他に割りばしがもらえるので、それぞれ駆使しながら食べ進めてゆきます。
トンカツは衣がカリッとしていて、中は豚肉が柔らかくソースとの相性ばっちり。
噛むと肉汁がジワッと出てくるのもいい。
脂身もちゃんとありますが、ギトギトしてなくて、胃もたれず食べやすかったです。
店内をスパイシーな香りで満たしていたカレーは、良く言えば食べやすい味で、悪く言えば普通・・・家で食べるカレーの味に近いかも。
トンカツが優秀な分、カレーにこれといった特徴が見出せなかった^^;
それに、トンカツに直接ソースがかかっているせいか、
トンカツはトンカツ、カレーはカレー、と
それぞれの味がそれぞれ独立して、味がうまく混じりあわなかったです。
相性が悪いというか相性診断自体拒否されたというか・・・。
これはカツとカレーをもっと混ぜて食べるべきだったのか・・・
でもそうすると、カツの衣のサクサク感が失われてしまうから・・・悩ましい。
正直、私はカレーなしでトンカツとご飯で食べたかったです。(ソースカツ丼のようなイメージ)
ただ、王ろじではカレーなしの丼メニューはないんですよね、残念。
王ろじのお店詳細
◆王ろじ
◆住所:東京都新宿区新宿3-17-21
◆営業時間:11:00~15:00、16:30~20:30
◆定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
新宿三丁目駅から徒歩2分、JR・小田急・京王・東京メトロ新宿駅から徒歩5分。