ルミネ内にあるお店を除けば、新宿駅から一番近いラーメン店といえるかも。
「麺屋海神」
駅から近いだけではなく、他のラーメン店と一線を画すような内容なので、
そのあたりも詳しくご紹介していこうと思います。
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麺屋海神 新宿店の行き方
お店の最寄はJR新宿駅東南口。
改札を出て、目の前にある階段を降りて、その先にみえるビルの2階。
サイトには東南口から徒歩30秒と書かれていましたが、
階段の長さと新宿駅周辺の人の多さを考えると徒歩30秒はきつそうです。
1分くらいみといた方がいいのでは。
ビル向かい左側に階段があるので、そこを登ってお店に入ります。
麺屋海神の混雑具合やメニューなど
口コミサイトをみてみると、行列との声が多かったですが、
私が訪れた時には幸いにも待ち列はなく。
ただ、店内は満員だったので、5分ほどお店の前に待ってからの入店でした。
待っている間、お店の外にあったメニュー表をパシャリ。
メインは”あら炊き塩らぁめん”。トッピングも充実しています。
お酒もそれなりに揃っているので、飲み会の締めなどに重宝しそうなお店ですね
季節限定メニューとして、じねんじょ(自然薯)丼も。
(自然薯≒山芋。とろろご飯に近いです)
東京で自然薯出すお店って珍しい。
出汁の魚アラが季節で変わるラーメン
海神のスープは魚のアラで出汁をとっているらしく、しかも使われている魚の種類は日々変わります。
新鮮な魚を卸すので内容が変わるとのこと。
その日に使用されている魚は、店内カウンター席前に貼られています。
この日は、真鯛、アナゴ、ヒラメ、ブリ、カレイ。
魚のあらとはいえ、かなり豪華なラインナップ。
ラーメンのスープといえば味の肝。材料も味も固定で、その店の多くは味が変わらないように毎日気を使っているといいますが、
味が変わるのを堂々と謳っているとは驚いた!
魚のあらでとったスープは懐石料理のように上品だった
注文したのは、”あら炊き塩らぁめん へしこ焼きおにぎり付き” 980円。
メニュー表で一番最初に載っている、お店おすすめ(多分)メニューです。
あら炊き塩らぁめん単品もあります(値段は830円)
ラーメンの量は無料で大盛り可。
写真のは大盛り。注文するとき、店員さんから
「大盛りでいいですよね!」といわれて、思わず「はい」と答えてしまった結果。
みんなにそう言っているのか、自分を見てそう言ったのか謎です。
私、そんなに食べそうに見えたのだろうか・・・。前者であってほしい。
透き通るようなスープ。丼の底まで見えてしまいそうです。
魚介系ですが、魚特有の臭みはなくひたすら上品なスープ。
鰹節でとったような懐石の出汁に近い匂い。
店内に入ったとき、ふわりと出汁の香りがしたのですがスープの香りだったんですね。
ラーメンの具には謎のつみれ団子が。
手前のピンク色のが海老つみれ。奥のが鶏つくね。
どちらもフワフワしていて柔らかいです。
つみれ団子以外には、白髪ねぎ、針生姜、糸唐辛子など。
いずれもピリリとしているおかげか、上品なスープを引き締めてくれてますね。
麺を食べ終わったら、残ったスープの中にへしこ焼きおにぎりを投入!
へしことは、鯖を塩漬けし糠漬けにした郷土料理。辛口の日本酒によくあいます。
鯖と糠の香りが強烈なへしこですが、この焼きおにぎりはそんな香りはあまりなく。
へしこはクセの強く食べる人を選ぶ発酵食品なので、このお店ではほんのり使うくらいなのかも。へしこを知っている人間としてはちょっと物足りない・・・
焼きおにぎりを崩し雑炊風に。
美味しいスープなので、麺を食べている時に結構飲んだはずですが、
雑炊にしてはスープの量が多すぎた・・・。
焼きおにぎりの焦げがいい味だしてます。
スープを最後まで楽しみたいならへしこ焼きおにぎりは忘れずに頼むべしです。
以前この記事で紹介したラーメン店ほどではないですが、
お店には女性客のグループもいて、女性でも入りやすいお店でした。
ラーメンの味もすっきりしていて女性受けもよさそう。
時間帯によっては行列ができるのがネックですが、駅近だしちょっと寄って行くのには最適ですね。
「麺屋海神」お店詳細
◆麺屋海神 (めんやかいじん)
◆住所:東京都新宿区新宿3-35-7 さんらくビル 2F
◆営業時間:[月~土]11:00~15:00、16:30~23:30 [日]11:00~23:00
◆定休日:不定休
JR新宿駅東南口から徒歩1分