12月25日の翌日、26日。
新宿の街中はクリスマスから一気にお正月ムードに。
クリスマスの事なんて一切忘れたかのような変わり身の早さ、毎年のことながらビックリします(笑)
新宿伊勢丹もその例外ではなく、12月26日(月)より『大歳の市』が開催。
2フロアに分かれて正月用品(主に食材)がズラッと並ぶこのイベント、我が家の正月準備もかねて初日に足を運んだので、その様子をお伝えしていきます。
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伊勢丹の「大歳の市」は本館地下1階と本館6階の2フロアで開催!
新宿伊勢丹の大歳の市は、本館地下1階の食料品フロアと本館6階の催物場スペースで同時開催されます。
どちらかのフロアでも十分買い物ができますが、両方まわるのがおすすめ。
1階は伊勢丹にすでにお店を出しているテナント、6階がこの催事のために期間限定で出店しているお店になります。
レア度、珍しさでいうと6階の催物場ですが、1階のテナントもお正月にしか出さない品物を出しているので、体力があるならどちらを回っても損はないですね。
個人的には、まずは地下1階を一通り見て回り、6階に行ってグルリと回ってから買う品を決めるのが導線としても楽かと思います。(出入り口は1階or地下1階なので、地下1階→6階→地下1階がスムーズ)
本館地下1階の大歳の市
本館地下1階(食料品フロア)の大歳の市 ご案内マップ。
大歳の市として、お正月品が売られているのは、生鮮・グローサリーコーナーと惣菜コーナーの2つ。(もちろん、製菓フロアにもお正月向けお菓子は売られています。)
案内マップはエレベータ前や案内板の近くにあります。
これがあるのとないのとではフロアの回りやすさが段違い・・・!
食料品フロアは店舗が飛び飛びだし、平日の昼間にもかかわらず多くの人でごった返しているので、マップでチェックしながら回った方がよいです(経験者談)。
案内マップの下部には店舗と販売品の一覧が。お店も品も多くて黒豆ひとつ買うにも悩んでしまいそうです(笑)
イベントは26日からですが、お店によっては販売開始が後日というものも。
ほぼ全てが出揃うのは30日ですが、お店によっては売り切れてしまうものが出てきそうなので、遅くにいくのも考えものですね。目当てのものがあるならお早めに。
惣菜コーナー
惣菜コーナーでは、初日の26日から販売されるものは少なめですが、かなりのスペースを割いて正月品を販売していました。
蒲鉾も値段や量だけでなく、見た目に一捻りしてしたものが多くて見比べてみるのも楽しいです。
魚谷清兵衛の手綱蒲鉾、紅白入り混じったカタチが可愛い。
加島屋では黒豆と昆布巻が売られていますが、販売スペースが二手に分かれています。
ここの黒豆はビン詰めで売られているので、そのまま保存などできそうですね。
なだ万では「単品おせち」と称して燻製やなます、旨煮なども販売されていました。
セット販売は21日に終了したそうですが、「正月料理」と題した一段重の予約を受付中。予約受付は30日まで、電話予約も可能とのこと。
生鮮・グローサリーコーナー
お惣菜コーナーと分かれていますが、大歳の市・正月品として販売されている品は伊達巻や蒲鉾など惣菜コーナーとだいたい同じです。
伊達巻の種類も多くて、どれにしようか悩みます・・・。
魚勢では、柚子風味の伊達巻などもあるので目移りしますね。
お馴染み(?)の紀文もここで販売しています。
ここは伊達巻が4種類。うち1種類は伊勢丹限定とのこと。
紀文の伊達巻の値段の違いは
・使っている砂糖に入っている和三盆の割合
・材料となる卵やすり身の質
・手巻きかどうか
主にこの3つらしい。
紀文の場合、一番安いのは近所のスーパーにもよく売られているので(ぶっちゃけ)、ランク上のを買うならここだけど、それ以外は・・・というのが個人的なところです。(どっちが安いのが後でチェックしておこう・・・。)
伊勢丹のおせちは年末ギリギリまで受付中!
伊勢丹の本館地下1階では、30日(金)までおせち料理の予約受付中らしいです。
また、数量限定ですが31日(土)にも販売があるとのこと。けっこう正月ギリギリまで販売されているんですね。準備がまだって方は要チェックです。
本館6階の大歳の市
本館6階の案内マップ。
催物場フロアなので、6階の方がお店が並んでいて回りやすいです。
1階に比べると人は若干少なめ。ゆっくり見て回れました。
ここにも紀文のスペースがあります(笑)
商品はほぼ同じですが、6階の方が種類が多いかな。
個人的に気になった紀文の商品「桜ん坊」。
店員さんいわく、さくらんぼの形をしたお菓子とのこと。おせち料理に添えるとお重が華やかになりそうですね。
恥ずかしながら、このイベントで「錦玉子」という存在を知りました。我が家はいつも玉子焼きだったので;
卵の白身と黄身とを分けて、砂糖などで甘めに味付けして焼いたものらしいです。出し巻玉子と伊達巻の間のようなものかな。
白身の白と黄身の黄色で模様ができるので、見た目としても縁起がよさそうです。
6階は、おせち料理用の品も勿論ありますが、丼やお茶漬けの素など「おせち料理に飽きた時に食べるお正月向け料理」が多かった印象です。
宮城県・斉吉商店の「金のさんま」は試食させてもらいましたが身が柔らかくて味が染みてて美味しい!お雑煮に飽きてご飯が食べたくなった時のお供に使おうと思い購入です。
常温保存可で包装したものもあったので、帰省のお土産用にも買いました。
日本酒売り場はフロアの奥にあります。
日本酒売り場の目玉は新潟県・菊水酒造の樽詰め販売。目の前で日本酒を樽からビンに詰めてくれます。日本酒好きなら外せない品ですね。生原酒とにごり酒の2種類あります。
我が家は日本酒はそこまで強くないので、飲みやすいものを少々で。
で、店員さんに相談&試飲してこちらを購入。↓
兵庫県・辰馬本家酒造の「ひとめぼれ」
岩手県産のお米を100%使用した甘口で飲みやすい日本酒です。日本酒に慣れていない人にぴったり。
もうひとつ飲みやすいお酒として「みづつ」というお酒もおすすめされました。こちらは、山田錦を使った日本酒。日本酒の米といえば山田錦が有名ですよね。
飲み比べてみるとスッキリ度は山田錦の「みづつ」の方が上ですが、華やかさや後味の軽さは「ひとめぼれ」に軍配が上がります。このあたりは好みですね。
正月・・・?と首をかしげそうですが、愛知県・フードパレックスのドライフルーツも良かったです。
ちょっと珍しい国産ミカンのドライフルーツ(チョコをかけて食べると美味しそう)や柿のドライフルーツ(干し柿とはまた違った甘味あり)も置いてあります。
写真のは、山口県産の夏みかんのドライフルーツ。
最初キュウリかと思いましたがw、見た目に反して(?)、適度な酸味と甘さで美味しい!この時期(1~2月)にしか出回らない品とのこと。紅茶に入れて飲むのに良さそうです。自宅用と帰省みやげ用にそれぞれ購入です。
6階では地味に『磯部磯兵衛物語』とのコラボが開催中(笑)
案内マップの右側上にさりげなく書かれているこのイラスト、
週刊少年ジャンプで連載中の『磯部磯兵衛物語』のコラボによるものです。
作品を知っている身としては思わずニヤリとしてしまうこのチョイス(笑)
(母上様との春画攻防戦は特におすすめ)
ただ、このコラボ企画、会場内で大々的に何かをやっている風ではなく、
看板とチラシの端に「お買物のコツ」でコラボられている程度、(会場内を回って探したけど、それくらいしか見つけられなかった)
しかも、チラシにDVD&ブルーレイ好評発売中!と書かれているのに
新宿伊勢丹での取り扱いはないとの注意書き
「えっ、コラボしてるんだよね?」と思わずツッコみたくなるゆるさです。磯部磯兵衛物語らしいといえばらしいですがw
ただ、チラシ端の「お買物のコツ」は、買い物の際にきちんとタメになる内容なので、
磯部磯兵衛物語を知らない人でも一読の価値ありだと思います。
大歳の市以外にも正月イベント開催中です
6階の大歳の市の隣では、「大縁起物市」と「迎春」という2つのイベントが開催中です。
こちらは食べ物ではなく小物類の販売になります。
大縁起物市にあった博多水引の箸置きがキラキラしてて美しかったです。
縁起物ガチャもありました(笑)1回1,000円
ガチャというと高いけど、作家さんの陶器ブローチなら安い・・・?値段と価値が混乱しそうな商品です。
こちらは迎春イベントの方で販売されていた招き猫。目つきの悪さに愛嬌ありです。
和紙製品もあります。人と違うポチ袋を探すのによさそう。
写真下にあるのは、「箋中うつり香」。
便箋に香りをつけるグッズです。匂い袋よりも小っちゃい。写真上の箱に便箋と一緒に入れて香りをつけるとのこと。すごく雅です。
・・・
新宿伊勢丹の大歳の市と大縁起物市、迎春イベントをご紹介していきました。
初日から大勢の人で賑わっているので、お目当ての品があるなら忘れない内に訪れた方がよさそうですね。
目当ての品がなくてもまわってみると意外な掘り出し物がたくさんみつかるので、近隣を訪れる際にはぜひ足をのばしてみてはいかがでしょうか。
「大歳の市」イベント詳細
◆伊勢丹新宿店 大歳の市
◆開催期間:2016年12月26日(月)~31日(土)
(※31日(土)は10時開店、18時閉店なので注意)
◆開催地:伊勢丹新宿店本館
◆開催フロア:本館地下1階=食料品フロア、本館6階=催物場フロア