「肉が食べたい!」
突然夜中に沸き上がる衝動。
そんな思いを抱え、勢いのままネット検索。そして見つけたのが今回ご紹介する「ル・モンド」です。
なぜこのお店にしたかというと、
数々のネット記事と食べログを読んで調べた結果、新宿にあるステーキ店の中で一番美味しそうだと思ったからです。
食べログの評価は3.53(2016年8月時点)。かなりの高評価ではないでしょうか。
お昼が待ちきれない!
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行列のできるステーキ店
お店の外観。
口コミをみたところ、ル・モンドはかなりの行列ができるらしい。
さすが人気店。
待つのは苦手なので、早めに向かいます。
お店が開くのは11時。
JR新宿駅に到着したのは10時45分。駅からお店までは徒歩5分。
「これじゃ、開店前に到着しちゃうよ。はりきって来たみたいで恥ずかしいなぁ~」
(※実際はりきってます)
と、なめくさった気分で向かったところ、
お店の前には既に待ち列ができてた。
列には7人。お店の席はカウンター10席のみなので、慌てて並びます。
11時開店。ギリギリですが、すぐに入ることができました。
30分後。ランチを食べ終えて外をみると行列が。ピーク前なのにすごい。
気合い入れていかないといけないお店ですね。
ランチメニューとかお店の雰囲気とか
暑い日だからこそ肉!ですよねー。
ランチメニューのお肉は3種類。リブロース、サーロイン、ヒレ。
お肉の量は、リブとサーロインが150g、ヒレが110g。
足りない人向けに厚切りのメニューもあります。
2種類食べたい人には、リブロースとサーロインのセットが。
こちらはそれぞれ150g。合計で300gの肉という大ボリューム。しかも価格は2010円。コスパ凄く良いです。
店内はカウンターが10席。
席と席との間は狭めになっています。隣の人との距離が近い。
常に行列ができているということもあり、ゆっくりできる雰囲気はあまりなく、黙々とステーキを食べていくことに。
かといって、雰囲気が悪いというわけではなく。
白い椅子にブラウンのテーブル、ステンレスのカラトリーと清潔感あふれています。
サーロインステーキ定食を注文
リブロース、サーロイン、ヒレ・・・どれを選ぶべきか・・・。
ぶっちゃけよく分かっていない自分。
そんな中、隣の人がサーロインを注文。
着席直後の注文、迷いがない。
つられて私もサーロインを注文しました。
まず出されたのがサラダ。
レタスのみ。混じりけのない、堂々たるレタス。
これにはちょっとびっくり。
「これはサラダですか?」「はい、レタスです。」
そんなやりとりが頭をよぎります。
ドレッシングは酸味のあるフレンチ。レタスがシャキシャキしています。
注文から10分後、サーロインステーキ(とライス)の登場。
価格は1060円(税込)。
新宿でお肉を食べると考えると、これはかなりの良コスパではないでしょうか。
つけあわせはインゲンとポテト、あとパセリ。
どれも美味しい。ポテトのホクホク感がいい。
ステーキのソースは醤油ベースの香ばしいソース。
お肉はミディアムレアです。外はしっかり焼けていて、中はレアでジューシ。
たまにスジを感じますが、ナイフで切りやすく柔らかいお肉です。
正直、飛び上るほど「美味しい!」というわけではないですが、
価格を考えると、かなり良い食事ができたと思います。
行列があるのがちょっとネックですが、リーズナブルにステーキを食べたいならおすすめのお店です。
ル・モンドのお店情報
◆ル・モンド 新宿店
◆住所:東京都新宿区西新宿1-16-11 1F
◆営業時間:
[月~土・祝日(土)]11:00~15:00(LO),17:00~22:00(LO)、
[祝日(月~金)]11:00~15:00(LO),17:00~21:00(LO)
◆定休日:日曜日
最寄駅はJR新宿駅。西口・南口から徒歩5分。
ヨドバシカメラマルチメディア館南館の向かいにあります。
リブロース、サーロイン、ヒレの違い
ここからは番外編。
分かっているようで分かっていなかった、牛肉の部位。
この機会にそれぞれの特徴とその違いを調べてみました。
リブロース
ロース(肩から腰にかけての背肉の部位)の真ん中のお肉です。
サーロインのお隣、逆隣は肩ロース。
もっとも厚みのある部分で、霜降りが入りやすい部位。
サシが入りやすく、旨味があり、肉のきめが細やか。
サーロイン
リブロースのお隣、肩の後ろの部位。
肉質は、脂肪が少なく、やわらかく甘みあり。
牛肉の中で唯一「サー(イギリスの貴族の称号)」を与えられた部位。名前の由来にもなっています。
ステーキ用の肉として有名で、牛肉の中では最高の肉質とも。
骨付きのままステーキにするとティーボーンステーキと呼ばれます。(骨の断面がT字型に見えるから)
ヒレ
サーロインの内側についている細長い部分。
1頭の牛から取れるお肉の3%と、ほんのわずかしかとれない高級部位です。
肉質は、きめ細かく、脂肪が少なく、柔らかい。淡白で上品な味。
焼きすぎないのがおいしく食べるコツ。
ヒレの中でもっとも柔らかい部位はシャトーブリアンと呼ばれます。